電子華道は、システムアーティスト日辻が2018年1月から Instagram で公開を始めた 「活線プロジェクト」 の作品様式です。ユニバーサル基板を剣山に見立てて、専用の器に載せて一つの作品としており、日本に現在も受け継がれているいけばなの表現形式を踏襲しています。
このプロジェクトは個々のアートピースを完成品とするのではなく、その制作プロセス自体を作品主体としています。これらを一つのツールキットとして情報公開することで、様々な作品や新たな表現手法が派生(Githubの言葉を借りるならばフォーク)していくことを狙いとしています。
電子華道は、できるだけ既製品を使って制作できるように設計されています。電子回路が分からなくても楽しめますし、分かるとより楽しむことができます。
このリポジトリにアップロードされた器のモデルを3Dプリントすれば自分で全て用意することができますが、必要なものを買ってすぐに始められるキットも用意しているので、電子工作に必要な道具があれば、特殊な機材は必要ありません。